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NRT 00:00:04 昔、ある国にシンデレラという名前の美しい娘がいました。母親は娘が幼い頃病気で死んでしまい、父親と二人で暮らしていました。父親は欲しいものは何でも買ってやり、美味しいものを食べさせ、娘は何不自由なく暮らしていました。しかし、そんな暮らしも長く続きませんでした。父親が新しいお母さんと結婚することになったからです。このお母さんはシンデレラより年上 の二人の娘を連れてきました。とても心の醜い意地悪な姉さんたちでした。突然不幸が訪れました。父親が狩の途中で馬から落ちて死んでしまったのです。
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CIN 00:00:58 お父様、私どうしたらいいの?
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NRT 00:01:03 シンデレラはお墓の前で泣きました。母親は自分の娘には新しい豪華な服を着せ、シンデレラにはボロボロの汚れた服を着せました。
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MOM 00:01:21 シンデレラ、パンとスープとフルーツを持ってきてちょうだい。温かいミルクもね。
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CIN 00:01:27 はい、お母様。ただいまお持ちします。
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MOM 00:01:36 シンデレラ、これを全部洗濯してちょうだい。
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CIN 00:01:39 はい、お母様。ただいまとりにまいります。
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NRT 00:01:45 シンデレラはまるでメイドのように一日中こき使われました。
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MOM 00:01:50 さあ、手を休めないで掃除して、鶏の餌をやって、庭の落ち葉も全部拾いなさい。
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NRT 00:01:59 シンデレラの部屋は、父親が死んだ次の日から屋根裏の汚い倉庫にかえられ、わらのベッドと手鏡だけしかありませんでした。シンデレラの手はアカギレだらけで毎日ほこりまみれのまま眠りました。
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SIS 00:02:17 シンデレラ、ドレスのすそをつくろいなさい。シーツもネグリジェも洗濯してよ。
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NRT 00:02:23 意地悪な二人の姉さんたちは、シンデレラの美しさをねたんで、シンデレラに大変な仕事ばかりさせました。
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CIN 00:02:35 神様、たすけてください!
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NRT 00:02:43 ある日、この国の王様のお城で舞踏会が開かれることになりました。それは王子様のお嫁さんを決める大切なパーティーでした。シンデレラの屋敷にもお城から招待状が届きました。
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MOM 00:03:03 国中の16歳ぐらいの娘たち、みなパーティーに出るようにと書いてあるわ。
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NRT 00:03:10 母親が招待状を読み上げると姉妹は大はしゃぎ。
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SIS 00:03:16 すてき。楽しみー。やったー。さて、どのドレスを 着ていこうかしら。ワクワクするわねえ。
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NRT 00:03:29 と、たくさんの豪華なドレスの中から選びはじめました。
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CIN 00:03:34 あの、お母様、わたくしもパーティーに行きたいわ。
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MOM 00:03:38 なんだい?シンデレラ。お前はお留守番だよ。庭のしばをかるのよ。仕事はたくさんあるからね。
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CIN 00:03:45 お母様。何でも言うとおりにしますから。
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NRT 00:03:49 シンデレラはどうしても行きたくてしょう がありません。
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MOM 00:03:54 何度言ったらわかるんだい?しつこいね。
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NRT 00:03:58 母親はシンデレラをパーティーには行かせないつもりです。舞踏会の日がやってきました。
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MOM 00:04:11 それじゃあシンデレラ、留守番をたのんだよ。
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CIN 00:04:16 はい。お母さま、お姉さま。
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NRT 00:04:20 母親はシンデレラが可愛くて美しいので、王子様に見初められることはわかっていました。そのため、わざと留守番をさせたのです。シンデレラは、今の母親のクローゼットの中に、本当の母親が生きていた頃に着ていた形見のドレスを見つけました。
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CIN 00:04:42 この素敵なドレスをパーティーに着ていきましょう。
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NRT 00:04:47 シンデレラは急いで着替えましたが、全て大きいサイズに直してありました。
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CIN 00:04:53 まあ!なんてこと!
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NRT 00:04:56 シンデレラがパーティーに出られないようにするため、姉たちのクローゼットには鍵がかかっていました。
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CIN 00:05:07 もう、死んでしまいたい。天国のお父様、お母様のところへ行きたい。
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NRT 00:05:13 するとそこへ森の妖精が現れました。
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ELF 00:05:17 どうしたのですか?
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NRT 00:05:21 妖精が訊ねると、シンデレラはわけを話しました。妖精はシンデレラのことをかわいそうに思いました。
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ELF 00:05:31 私が魔法で助けましょう。でもかならず夜中の 12時までにもどるのですよ。魔法がとけますから。
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ELF 00:05:41 それっ!
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NRT 00:05:42 妖精は魔法のステッキを振ると、ルビーやエメラルドが、ちりばめられた豪華なドレスが出てきました。
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CIN 00:05:51 まあ、なんて素敵なドレスでしょう。
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NRT 00:05:54 小さな足には光り輝く金の靴。
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CIN 00:05:57 どうもありがとう、妖精さん。
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ELF 00:06:00 さあこれに乗って。楽しんでおいて。
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NRT 00:06:04 お城ではちょうどパーティーが始まったところです。
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NRT 00:06:14 シンデレラは誰よりも美しく光り輝いていました。王子様はシ ンデレラを見て心がときめきました。
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PRI 00:06:26 お嬢さん、私とおどっていただけますか。
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CIN 00:06:30 はい、よろこんで。
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NRT 00:06:37 王子様とシンデレラは仲良くいつまでも踊り続けました。二人は時間を忘れて踊り続けたので、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
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CIN 00:06:51 王子さま、もう帰らなければなりません。
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NRT 00:06:56 シンデレラは名前も告げずにお城の階段を駆け下りていきました。急がないと魔法が解けてしまうからです。王子様が追いかけてくると、階段に金の靴の片方だけが残されていました。
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PRI 00:07:16 この金の靴をはいていた娘が私の花嫁となる。この靴をはいていた娘を探せ。
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NRT 00:07:24 次の日、お城から使いの者がやってきました。
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OTK 00:07:28 王様の命令で城からまいった。この金の靴の持ち主を探している。
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MOM 00:07:33 どうぞお入りくださいませ。
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SIS 00:07:36 まあ、これが私の靴でございます。
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NRT 00:07:40 二人の姉さんたちは自信ありげに靴を試してみました。王子様のお嫁さんになるためです。ところが、二人の姉さんたちは足が大きすぎて靴は入りませんでした。無理にはこうとしたので、足から血が流れてしまいました。そこ で今度はシンデレラが試してみました。
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CIN 00:08:03 わたくしも試してみます。これは。わたくしの靴ですから
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NRT 00:08:09 するとどうでしょう。金の靴はシンデレラの足にぴったりで した。シンデレラは持っていた金の靴のもう片方をはぎました。
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NRT 00:08:25 町中の鐘がなり、シンデレラはお城に招かれました。お城の大広間で二人の結婚式が始まりました。妖精の祝福で鐘がなります。王様も妃様も大喜びです。母親と二人の姉たちも今までのことを深く反省してシンデレラの結婚を心から祝福しました。シンデレラの美しさは国中に知れ渡り、誰もがシンデレラの結婚を祝福し、永遠の幸せを祈りました。
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Cinderella
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